マッサージの主な役割について
@筋肉の維持と増強
長期入院や麻痺、骨折など、ベット生活が長くなると、いわゆる廃用症候群と呼ばれる症状が現われてきます。筋力が衰えて、歩きにくくなったり階段の昇降がつらくなり、わずかな段差でもつまづくようになってきます。歩行動作以外にも、立ち座りや起き上がり、寝返りさえも難しくなってくることがあります。私たちは、運動機能訓練や筋力増強訓練等も行います。
A関節拘縮の予防と改善
廃用症候群により、しだいに関節周囲は硬くなり、筋肉等も萎縮をするため、動く範囲(関節可動域)が狭くなってきます。いったん硬くなった
関節
を無理に動かそうとすると、痛みが出たり、ひどい場合には骨折することさえあります。介護をする側にとっても、衣服の着脱やおむつの交換など難しくなってきます。鍼・灸・マッサージは、痛みを和らげながら、関節の動きの改善を図ります。
B疼痛の緩和
痛みにより、身体活動が著しく低下して、廃用症候群や筋委縮等を引き起こすことがあるとも言われています。鍼・灸・マッサージは、神経痛、関節痛、筋肉痛、褥瘡などによる痛みを和らげます。
C血液・リンパ等の循環改善及び、心肺機能の改善
ベットでの生活が長くなると、徐々に心肺機能も低下していきます。鍼・灸・マッサージ治療や機能訓練などにより、心肺機能を高め、血液やリンパ
の流れを促して、浮腫や筋肉等の炎症、全身状態の改善を図ります。
D精神的なケア
長期のベット生活は、様々な身体的症状だけではなく、外部と触れ合う機会が少なくなることにより、心理的にも閉じこもってしまう傾向が現われてくることがあります。精神的に不安定な状態は、ご本人だけでなく、ご家族や介護者の精神的ストレスにもなってくるのです。
私たち鍼・灸・マッサージ師は直接体に手を触れて行います。ご自宅を訪問して、人の手のぬくもり、心が癒される触れ合いを大切にしながら、心地良い刺激とともに、精神的な安定を図ります
身近に心配されている方はいらっしゃいませんか?
良く躓(つまず)いたり転んだりする。
足腰が弱ったと感じる。
膝や腰、頸などが痛い。
外出すると直ぐに疲れて歩けなくなる。
足や腕にむくみがある。
手足の関節が硬くて動きにくい。
血液の流れが悪くて手足が冷たい。
手足にマヒがある。
ベットから離れられない。
手足が震える
つかまりながら、やっと歩いている。
脳梗塞の後遺症で辛い。
退院後もリハビリが必要だと言われた。
当てはまる方は是非一度ご相談下さい。
経験豊富なスタッフがあなたのお悩みの相談にのります。
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